彦根総合のエース左腕・野下陽祐が好投　選抜の雪辱胸に聖地帰還誓う夏

第105回全国高校野球選手権滋賀大会　1回戦   彦根総合10―0東大津 （ 2023年7月15日    HPLベースボールパーク ）

＜彦根総合・東大津＞先発した彦根総合のエース・野下（撮影・井垣　忠夫）
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　春夏連続の甲子園出場を狙う彦根総合が、東大津に10―0の5回コールド勝利と好発進した。

　エース左腕・野下陽祐（3年）が4回1安打無失点。「序盤は高めに浮いていたけど、球を前で放すことを意識して修正できました」。

　今春選抜1回戦・光（山口）戦では救援登板したが、8回に決勝打を許して敗退。夏に向けて下半身を強化し、直球の球質向上に取り組んだ。変化球も改良。縦に落ちるスライダーは、カウント不利でも使える球になった。

　「真っ直ぐでグイグイ押して、変化球で三振を取れるような投球をしたい」

　チームを背負うサウスポーは、「甲子園で勝ち、楽しく高校野球を終わりたい」と聖地帰還を誓った。