江川卓氏 阪神の前半戦総括「ピッチャーにとっては嫌な2番の中野さんが大好きです」

[ 2023年7月13日 19:23 ]

江川卓氏
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 元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」で、プロ野球前半戦を総括した。阪神は打力不足を支える不動の2番打者・中野拓夢内野手(27)を絶賛した。

 江川氏は佐藤輝の不振、近本の負傷離脱などで2番、4番しか固定出来ていない打線の不安を指摘した。

 その中で、「特筆すべきは中野さん。2番ですね~という感じ、気に入っています」と切り出した。

 ファーストストライクは振らない。粘って四球を選ぶ。遊撃手、三塁手の頭の上を狙っていくなどの打撃が「相手ピッチャーからすると嫌な2番。チームからするといい2番になった。大好きです」と絶賛した。

 投高打低の印象は強いが、江川氏は「昔は村山(実)さん、バッキーさん、江夏(豊)、皆さんが知っているJFKの時代と同じ。阪神は守りのチーム。3連敗はしないチームになっている。だから大きく(順位が)落ちない」と、岡田監督のチーム作りを評価した。

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