鶴崎工がシードの藤蔭を逆転で撃破 4回に逆転2点打の安部が感謝した指揮官の“ささやき”

[ 2023年7月13日 21:25 ]

第105回全国高校野球選手権大分大会2回戦   鶴崎工10―5藤蔭 ( 2023年7月13日    別大興産スタジアム )

<藤蔭・鶴崎工>2安打2打点の活躍だった鶴崎工の安部
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 鶴崎工が0―4から鮮やかな逆転勝ちでシード校の藤蔭を破った。 

 立役者の一人が1番の安部だった。4回に左中間を破る逆転の2点適時打。狙っていた直球をはじき返した。

「甘いところに来たら打ってやろうと思った。高めに浮いてきたからたたきました」と胸を張った。2安打2打点の活躍だった。

 打席に立つ前に仲道弘晃監督から「頼んだぞ」と声をかけられていた。大事な場面でたまにあるという指揮官の“ささやき”。安部は「その言葉でスイッチが入りました。あれがあったから打てました」と指揮官に感謝した。

 藤蔭には昨秋の県大会では4―3で勝利していたが、夏の大会前の練習試合では敗れていた。「みんな気合いが入っていました」と安部。「勝てて感無量です」と笑顔がはじけた。 

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