巨人グリフィン 46日ぶり5勝目ならず 5回途中5失点で降板 岡本和の満塁弾で先制してもらうも…

[ 2023年7月5日 20:06 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年7月5日    バンテリンD )

<中・巨>先発のグリフィン (撮影・奥 調)
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 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(27)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。2回までに5点援護をもらいながら勝利投手の権利が懸かった5回に追いつかれて5回途中8安打5失点で降板し、5月20日の中日戦(東京D)以来5試合&46日ぶりとなる今季5勝目(4敗)を手にすることはできなかった。

 登板する前に主砲・岡本和の3年ぶりとなる満塁弾でいきなり4点もらったグリフィン。だが、その裏、2死一塁から相手4番・石川昂に右中間へ適時二塁打されて1点失うと、5―1で迎えた3回にはこの日1軍昇格したばかりの鵜飼に1ボールからの内角低めカットボールを左翼スタンドへ運ばれる3号2ランを被弾して2点差に詰め寄られた。

 4回1死一、二塁のピンチは無失点で切り抜けたが、5回に悪夢が待っていた。1死一、二塁から細川に真ん中付近へ入った8球目のナックルカーブを中前適時打とされて5―4とされると、続く石川昂には9球目のチェンジアップを左前適時打とされ、ついに5―5の同点。ここで原辰徳監督(64)が投手交代を告げた。

 この1死一、二塁というピンチで登板した2番手右腕・鈴木康はビシエドを三邪飛、村松を空振り三振に仕留めてそれ以上得点は許さなかった。

 6月3日の日本ハム戦(東京D)で1―1で迎えた7回に小飛球となったスクイズに決死のダイブを見せたが捕球できず(結果はファウル)、胸から落下。7回4安打1失点と好投も勝利投手にはなれず、同5日に来日初の出場選手登録抹消となった。同17日に再登録されたが、復帰後も2試合で白星には恵まれていなかった。

 グリフィンの投球内容は4回1/3で打者22人に対して99球を投げ、8安打5失点。3三振を奪い、与えた四死球は2つ、直球の最速は151キロだった。

 ▼グリフィン 今日は序盤から援護がありながら、自分本来の投球ができず、リードを守り切ることができなった。

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