7月も広島・床田がいいね！　今季初先発の阪神戦でも好投で7勝目　2・5差首位追走のキーマンに

セ・リーグ   広島9－1阪神 （ 2023年7月4日    マツダ ）

＜広・神＞力投する床田　（撮影・須田　麻祐子）
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　広島が4日の阪神戦に勝利し、連敗を脱出。首位との直接対決で勝ち、2・5ゲーム差に縮めた。立役者の1人は、何といっても先発の床田寛樹投手（28）だ。7回を7安打1失点の好投を見せた。

　初回に5点の大量援護を受ける展開ながらも、緊張感を崩さず、2、3、4回と3者凡退でリズムに乗った。6回には先頭の中野に右前打を許すが、後続を打ち取って、この回も無失点。危なげない試合運びを見せた。

　床田は6月までの3カ月間ともに好調で、ここまで6勝1敗。先発ローテの一角として申し分ない成績で引っ張っている。この日は7月の自身初登板。さらに今季初の阪神戦だったが、これまで通りに持ち味を発揮した。7回先頭のノイジーにソロ弾を浴びたが、代打・原口、中野を退けて最少失点で切り抜けた。

　阪神・村上らと競う防御率も、試合前の1・77から1・73と良化し、再びトップをうかがう勢い。今後も首位・阪神追走のキーマンになりそうだ。