エンゼルス大ピンチ 主砲トラウト左手首負傷 涙ぐみ「今まで一度も感じたことがない痛み…異常事態」

[ 2023年7月4日 14:41 ]

打席途中にベンチへ退いたエンゼルスのトラウト(左、ロイター)
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 エンゼルスは3日(日本時間4日)、敵地でパドレスと対戦。マイク・トラウト外野手(31)が8回の打席途中、ベンチへ退くアクシデントがあった

 「2番・中堅」で先発出場。8回先頭で打席に立ち、2球目を強振してファウルした後、左手首を振って顔をゆがませた。

 ネビン監督やトレーナーが駆けつけて心配そうに容態を見る中、手袋を外して左手首を気にする仕草を見せた。トラウトはそのままベンチに退き、代打にモニアクが送られた。

 今季はここまで大谷翔平とともに主砲としてチームをけん引。大谷に次ぐ18本塁打をマークしており、この日は2安打1打点1四球だった。11日(同12日、シアトル)に行われる球宴にも選出されている。エンゼルスは内野手に故障者が続出し、トレードで補強したばかりだが、トラウト離脱となれば後半戦に向けて大きすぎる痛手となるだけに心配されるところだ。

 トラウトは試合後、「左手首にまだ大きな痛みがある。X線検査の結果を待っているところ。あまり良い気分ではありません。ただの捻挫であることを願っている。うまく説明することはできない。今まで一度も感じたことがない痛み。手首の問題は一度もなかった。異常事態だ」と涙ぐんで、鼻をすすりながら悔しがった。

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