大谷　2年ぶり月間MVP　断トツの数字で日本選手最多3度目 週間も受賞　イチ抜き日本選手トップ6度目

大谷の最高の6月
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　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が3日（日本時間4日）、ア・リーグの月間MVPを受賞した。米大リーグ機構（MLB）が発表した。週間MVPも受賞し、球宴前のダブル受賞となった。

　月間MVPは、21年6月と7月に連続受賞して以来、2年ぶり3度目で、日本選手として最多。週間MVPは今季2度目で、日本選手ではイチローを抜き日本選手最多となる6度目の受賞となった。

　得意の6月は15本塁打で終え、日本選手と球団の月間最多記録をさらに更新。6月に15本塁打は、ア・リーグでは1961年のロジャー・マリス（ヤンキース）以来、62年ぶり4人目となった。さらに03年松井秀喜に並ぶ日本選手最多の月間29打点、打率・394、OPS1・444とア・リーグで断トツの数字を残した。

　大谷はここまで年間57本ペースだが、初の60本塁打の大台や記録更新も夢ではない。さらに打率も・310に上げ、リーグトップのオリオールズ・ヘイズに6厘差と最接近の4位。両リーグトップの30本、67打点と合わせた3冠王も現実的な目標になってきた。