大谷翔平、29号の“兜パフォーマンス”はなし、劣勢での一発に厳しい表情崩さず

[ 2023年6月30日 08:39 ]

ア・リーグ   エンゼルス7-9ホワイトソックス ( 2023年6月29日    アナハイム )

<エンゼルス・ホワイトソックス>9回、大谷は2ランを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が29日(日本時間30日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場。9回の第5打席で2試合ぶりとなる29号2ラン本塁打を放った。

 4点を追う9回2死一塁、1ボール2ストライクからの5球目、低め変化球を振り抜くと、打球は中堅左へ吸い込まれた。ただ、劣勢での一発とあり、ダイヤモンドを回っている時も厳しい表情のまま。ベンチに戻ると、恒例の本塁打セレブレーションの兜をかぶらず、チームメートとのハイタッチにとどめた。

 2日前の27日(同28日)も、2試合連続27号先制ソロを放った際にやんわりと兜パフォーマンスを拒否。この時は、投打同時出場のため、投手として準備するためで、ベンチに戻るとダッグアウト裏へ。代わりに水原一平通訳が兜をかぶり、予想外の“代打”に盛り上がる一幕があった。

 チームは大谷の一発を含めて含め4本塁打が飛び出したが、先発・サンドバルが3回までに7失点と大荒れ。最後は大谷の一発で2点差に迫ったものの、乱打戦を落とし連敗を喫した。

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