広島・新井監督が秋山に最敬礼「最高の仕事」「準備、野球に対する姿勢というのは周りの選手は見ている」

[ 2023年6月27日 22:42 ]

セ・リーグ   広島3ー2DeNA ( 2023年6月27日    マツダ )

<広・D>8回1死三塁、勝ち越しの犠飛を放った秋山(左)を笑顔で迎える新井監督(中央)(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島がDeNAに競り勝ち、3連勝を飾った。秋山がトンネルを抜け、15打席ぶりの安打に8回の決勝犠飛と復調の気配を見せたことも好材料だ。以下は新井監督と報道陣の主なやりとり。

 ―8回は秋山選手のバットで勝ち越せた
 「いやもう、あの場面で最高の仕事をしてくれましたね」

 ―不本意な打席が続いていたが、3点すべてに(秋山が)絡んだ
 「いつも言っているけど、波があるから。上がってくるのは時間の問題だって言っていましたけど、素晴らしいバッティングをしてくれましたね。内野ゴロの打点もそうですし、最後も。あそこは先頭のキクも、何とか塁に出たいというのが伝わってきましたし、野間もしっかりと送ってくれたし、そこで最高の仕事だったと思います。最高の犠牲フライだったと思います」

 ―2試合続けて1点差を制した
 「接戦を勝ちきるというのは、やっぱりチームに力が付いてきている証拠だと思いますし、ましてや今一番勢いのあるベイスターズですからね。そのチームに対して、こうやって先制されましたけど、逆転で僅差で勝ちきるというのは、本当にチームに力が付いてきている証拠だと思います」

 ―秋山選手にヒットが出ないとき、みんなで助けていきたいと話していた
 「彼はもちろん開幕からずっと助けてもらったし、調子がいいときも悪い時も、彼の準備、野球に対する姿勢というのは、周りの選手は見ている。練習に対する姿勢とか。だから、よしじゃあ秋山さんのために、今俺たちがカバーしてあげようという空気になっているんですよね。ベンチ全体が。そこがやっぱり彼のその、もちろん数字でも貢献してくれているけど、見えない部分のチームに対する貢献度だと思います」

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月27日のニュース