中日・高橋宏“因縁対決”阪神・前川斬りへ全力投球誓った　28日プロ初の甲子園先発予定「楽しみです」

キャッチボール中に笑顔を見せる中日の高橋宏（撮影・椎名　航）
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　中日の高橋宏がプロ初の聖地で、因縁の前川を斬る。28日の阪神戦で先発予定で、甲子園での登板は中京大中京3年だったコロナ下の20年、交流試合として行われた8月12日の智弁学園戦以来。2年生4番だった前川とは3打数1安打だった。

　「会った時はしゃべります。阪神の3番打者なんで、気を抜くことなく全力で。バウアーからも打っているんで最強のバッターなんじゃないですか」

　冗談まじりで話したが、高校時代は安打を1本許しただけに今回は完璧に封じ込めたい。防御率1.89はリーグ4位相当で、75奪三振は2位。2回1/3以上投げれば規定投球回に到達し、いきなり2冠の可能性もある。26日はバンテリンドームで33球を投げ「天気はちょっと心配ですけど、楽しみです」と聖地のマウンドを心待ちにした。