大谷 全米トップ61打点も…エンゼルス3連戦の得失点「プラス20」でカード負け越し 近代野球初の屈辱

[ 2023年6月27日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス3―4ロッキーズ ( 2023年6月25日    デンバー )

<ロッキーズ・エンゼルス>6回、大谷が適時三塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルス・大谷が3試合連続打点を挙げ、ア・リーグ単独トップの本塁打に続いて両リーグ単独トップの61打点に伸ばした。3回にスライダーを中前打。6回無死二塁では直球を左中間へ運ぶ適時三塁打。今月8度目の複数安打を記録した。

 OPS1.000はリーグ1位で、4三塁打は同2位となり、89安打と52得点は同3位。投手として被打率.179は同1位など、投打で個人成績上位を独占する。6月は打率.364、10本塁打、23打点で2年ぶり月間MVPも射程圏内だ。

 前日に球団新記録の25得点で大勝したチームは一転、3得点止まりで敗れた。ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズ3連戦は、計32得点12失点で1勝2敗。得失点で20以上プラスながらのカード負け越しは、1897年のシカゴ・コルツ以来で近代野球初の屈辱となった。ワイルドカード圏外の地区3位に転落し、フィル・ネビン監督は「これが野球」と渋い表情だった。(笹田幸嗣通信員)

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