栗山英樹氏 栗山町でWBC世界一の軽トラパレード!町民栄誉賞で記念の特別長靴も

[ 2023年6月26日 05:00 ]

紙吹雪舞う中、軽トラから手を振る栗山氏(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 3月のWBCで侍ジャパンを14年ぶり3度目の優勝に導き、5月末で退任した栗山英樹氏(62)が25日、自宅のある北海道栗山町で行われたWBCでの世界一を祝うパレードに参加した。同町の人口約1万1000人を超える1万4000人が沿道を埋め、盛大な祝福を受けた。

 「ここは僕にとって故郷であり宝物」という栗山氏は、侍ジャパンのTシャツにジャージー、長靴の普段のスタイルで登場。長靴は世界一記念の特別製だった。パレードは330メートルを徒歩と途中で軽トラに乗り、ファンとハイタッチしながら約1時間かけて行進。同町での優勝パレードは日本ハム監督時代の12、16年以来3度目だが、過去2度はシーズン後の雪の中だった。最高気温28度の快晴の下で栗山氏は「冬ではない、こういう記憶を残せて幸せ。(WBC後)応援してくれた人たちと接する機会がなかなかなかったので、感謝の思いが伝わってくれたらうれしい」と話し、パレード後は希望するファン全員と記念撮影も行った。

 セレモニーでは町民栄誉賞を授与され、地元の少年野球チーム約200人とのトークショーでは夢を持つことの大切さを訴えた。今後については「何か恩返しをできる形があるなら、皆さんに喜んでもらえることがあるならやりたい」と新たな道へ意欲を示していた。(秋村 誠人)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月26日のニュース