大谷翔平 故障者続出にも「ケガをしている選手が1番悔しい…中軸が打たないと」

[ 2023年6月22日 15:55 ]

インターリーグ   エンゼルス0―2ドジャース ( 2023年6月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ドジャース>2回、ペラルタの一ゴロでベースカバーに入った大谷は左足を気にする(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が21日(日本時間22日)、本拠地アナハイムでのドジャース戦に「2番・投手兼DH」の二刀流で今季15度目の先発登板。7回101球を投げて5安打1失点、12奪三振の力投を見せたが、打線の援護なく3敗目を喫した。打っては3打数無安打1四球だった。チームは0―2で敗れて、対ド軍連戦は2試合連続で零敗に終わった。

 投げては、3回まで1安打6奪三振とほぼい完璧な投球を見せたが、回、先頭のフリーマンに真ん中に入ったスライダーを中越え本塁打されて先制点を献上。その後は、三塁を踏ませず、7回までに12三振を奪い、5安打1失点で降板した。打っては、ブルペンデーで毎打席ごとに変わるドジャース投手陣の前に3打数無安打1四球だった。

 これで通算の打撃成績は、74試合で284打数83安打、24本塁打、58打点、打率・292、10盗塁、投手成績は15試合で6勝3敗、防御率3・13となった。

 大谷は試合後、投打二刀流での出場に「肉体的なことよりかは、切り替えだったりとか、きょうバッティングはよくなかったですし、そういうメンタル的な部分が難しいなと思う部分はたくさんあるかなと思います」と明かした。また、故障者が続出しているチームについては「出ている選手はもちろん、みんな頑張ってますし、ジオ(ウルシェラ)もそうですし、レンドン選手もそうですけど、ケガをしている選手が1番悔しいと思うので、その分しっかりと出ている選手が、オフェンスで中軸を打っている選手がやっぱり打たないとなかなか得点にならないと思うので、そういう意味でもきょうはよくなかったなと思います」と自身の責任を感じていた。

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