ソフトB・スチュワート　「合格点」5回1/3を無失点　2軍で磨いた制球力「次は161キロ狙うよ」

交流戦   ソフトバンク9―0阪神 （ 2023年6月18日    甲子園 ）

＜神・ソ＞4回のピンチを無失点で終えた、スチュワート（左）　（撮影・須田　麻祐子）
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　来日5年目の23歳、ソフトバンクのスチュワートが、合格点の快投だ。21年以来2年ぶりの1軍は左脇腹肉離れで離脱した藤井の代役先発。毎回安打を許したが、最速160キロを刻んだ直球で追い込み、変化球で仕留めるパターンで5回1/3、6安打無失点と抑えた。

　「絶対0点でと思って1球1球を大事に投げ切ることができた。次は161（キロ）を狙うよ」とご機嫌だ。

　18年にブレーブスからドラフトで1巡目指名を受けたが身体検査で入団に至らず、19年にソフトバンクと6年契約を結んだ。昨季は制球難で2軍暮らしが続いたが、与死球2と成長を示し「満足のいく球を投げられた」とうれしそうだった。

　来日最多の投球回に加え、同じく最多の108球。藤本監督は「良かったよ。良かったから5回まで投げられた」と交流戦Vの可能性を残す勝利に導いた右腕を称えていた。