オリ、頓宮の豪快弾で単独首位浮上!「父の日」決勝7号に「野球を教えてもらった。いい日に打てた」

[ 2023年6月19日 06:30 ]

交流戦   オリックス6―0ヤクルト ( 2023年6月18日    神宮 )

<ヤ・オ>7回、先制ソロを放ちガッポーズする頓宮(撮影・久冨木 修)
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 オリックス・頓宮が豪快な一発で交流戦を締めた。両軍無得点で迎えた7回に2番手・星の代わりばなの直球を左中間席へ。2戦連続の決勝7号でベンチに向かって右手を突き上げた。

 「直球が強い投手だと思っていた。初球からいけてよかった」

 自己最多20本塁打の目標を掲げた5年目。交流戦前までの1本塁打から最近9試合で6本塁打の固め打ち。18試合制の交流戦での6本塁打は17年のロメロの球団記録に並んだ。「父の日」で、岡山の父・哲也さんに贈る殊勲弾にもなった。

 「小さい時からずっと野球を教えてもらっていたので、いい日に打てた」

 4番の一発で勢いづいた打線はゴンザレスの来日初の満塁弾などで一挙6得点で押し切った。2年連続で日本シリーズを戦ったヤクルトを今季初の同一カード3連勝で一蹴し、今季最多の貯金11として7日以来の単独首位に再浮上した。

 リーグ連覇した過去2年の交流戦終了時点は21年が3位、22年が4位。中嶋監督が体調不良で不在でも、それを上回るペースで快走し、リーグ戦再開へ弾みを付けた。代行監督として6試合、指揮を執った水本ヘッドコーチは4連勝締めに「良かった」と胸をなで下ろし「1試合の大事さは、ここから出てくる。しっかり勝ち切れるように準備したい」と先を見据えた。(中澤 智晴)

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