メッツ・千賀滉大、痛恨の2被弾… 6回2/3を4失点 日本人投手単独トップの7勝目ならず

[ 2023年6月18日 06:53 ]

ナ・リーグ   メッツ-カージナルス ( 2023年6月17日    ニューヨーク )

ウォーカーに本塁打を打たれたメッツ・千賀(AP)
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 メッツの千賀滉大投手(30)が17日(日本時間18日)、本拠地ニューヨークでのカージナルス戦に先発。相手打線のパワーに圧倒され、6回2/3を5安打4失点で降板した。日本人投手単独トップとなる7勝目はならず、防御率は3・53となった。

 初回は1死一塁から死球、四球で満塁の局面を迎えたが、6番・ゴーマンを“お化けフォーク”で空振り三振に仕留め、ピンチを脱出。しかし味方が先制に成功した直後の2回に、落とし穴があった。2死二塁から1番・ドノバンに同点の中前打を許すと、次打者・ゴールドシュミットにパワーを見せつけられる。この試合まで通算326本塁打とメジャーを代表する長距離砲に、高め96マイル(約154・5キロ)直球を軽々と右翼席へと運ばれ、アッサリと勝ち越しを許した。

 さらに苦しい投球は続く。4回には今季メジャーデビューした21歳の有望株・ウォーカーにも高めに投じた96マイル(約154・5キロ)直球を右翼席へ叩き込まれ、失点を重ねた。

 前回登板の10日(同11日)パイレーツ戦では相手打線を7回2安打1失点(自責0)に抑えて6勝目。味方の拙守を起点に同点に追いつかれるなど苦しんだが「失策は誰でもする」と自分に言い聞かせて集中力を維持。その後の反撃を抑え込んだ。この日も4回以降は3イニングを無安打で終えるなどリズムのいい投球を展開しただけに、悔やみきれない序盤の失点だった。

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