巨人・阿波野コーチ「粘り強く投げてくれた」とグリフィン評価も「1球の失投が…」

[ 2023年6月17日 18:38 ]

交流戦   巨人1―2楽天 ( 2023年6月17日    東京D )

<巨・楽>5回2死一塁、小郷に右中間2ランを打たれたグリフィン(撮影・小海途 良幹)
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 巨人は楽天に1点差で敗れ、連勝が6でストップ。9年ぶりとなる交流戦優勝は18日の最終戦に持ち越しとなった。

 新助っ人左腕グリフィンは、スクイズに決死のダイブをして負傷した3日の日本ハム戦(東京D)以来となる先発登板で9安打を浴びながらも7回を小郷の2ランのみの2失点と粘投。打線の援護なく3敗目(4勝)を喫した。

 試合後、阿波野秀幸投手チーフコーチ(58)はグリフィンについて「左の好打者が並ぶ好調のイーグルス打線に対して、ホームランを打たれはしたが、低めを意識して粘り強く投げてくれた」と評価しつつ「ただ1点を争う試合の中で、取れるアウトを確実に取る事ができないことや、1球の失投が悔やまれてくる」とコメント。

 それでも、1―2で迎えた8回に2番手として登板した2年目右腕・菊地が2三振を奪うなど3者凡退に抑え、9回に3番手左腕・高梨が2死から連打されたところで4番手として登板した新人右腕・田中千も2死満塁としながら得点は許さなかった。

 「先発投手だけに限らず、各投手が、いい準備をしていい投球をしてくれているので、いいところは継続していきたい」と話していた。

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