ヤクルト5連敗で3年ぶり借金15 23歳差対決は43歳石川が3被弾で自滅 高津監督は打線完全復調願う

[ 2023年6月17日 17:55 ]

交流戦    オリックス8―5ヤクルト ( 2023年6月17日    神宮 )

<ヤ・オ>2回、紅林にソロを浴びる石川(撮影・西尾 大助
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 ヤクルト・石川雅規投手(43)がオリックスの本塁打攻勢に沈んだ。初回に森、2回は紅林にそれぞれソロを被弾すると、3回は頓宮に2ランを喫し、3回6失点KO。オリックス・山下との23歳差対決はベテラン左腕の自滅に終わった。「もうこういうときこそ先制点というのはダメですね。短いイニング(の降板)だし…。打たれた球も高い、甘いですし、チームに申し訳ない」とうなだれた。

 打線は山田、オスナ、サンタナの計3発など11安打5得点で3点差まで迫ったが及ばず。チームは5連敗で。3年ぶりの借金15となり、昨季優勝した交流戦負け越しが決定した。

 高津臣吾監督(54)は石川の降板に「低めに変化してくるってところを狙っているんだろうなと感じました。投げる球がなかったですね」と話した。それでも村上は19打席ぶりの安打を放ち、山田主将にも11試合ぶりの8号2ランが飛び出したことに「この打線は2人が上がらないことにはね。早く上がってきてほしいというより、チームを引っ張るような存在になってほしいと思います」と完全復調を願っていた。

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