阪神、痛恨…代役守護神・岩崎が9回に逆転許す あぁ、あと1死、あと1球 大竹の12球団制覇星も消滅

[ 2023年6月17日 17:25 ]

交流戦   阪神―ソフトバンク ( 2023年6月17日    甲子園 )

<神・ソ> 9回2死一、二塁、中村晃は逆転の2点二塁打を放つ (撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

 阪神・岩崎が9回に失点して、同点に追いつかれた。

 守護神・湯浅が不調による2軍降格で、代役としてクローザーを務めた岩崎は、1死から嶺井に右翼線二塁打を許し、代走・周東。さらに甲斐に四球を与えて、一、二塁のピンチを背負った。野村勇は見逃し三振に打ち取ったが、中村晃に左中間を破る適時二塁打を許して、2者のホームインを許した。

 その後、阪神はリプレー検証によるリクエストをしたが、一塁走者・谷川原の生還は変わらず。2死から痛恨の逆転打。中村晃にはカウント2-2と、あと1球まで追い込んでいたが、白星はスルリと零れ落ちてしまった。

 さらにリリーフした石井も、今宮に適時打を許して、この回3点を失った。

 結局、9回はオスナの前に3者凡退で勝利を逃した。

 先発の大竹は6回4安打1失点(自責0)の好投で、勝利投手の権利を持って降板。勝てば、NPB史上21人目、育成出身では史上初の12球団勝利だったが、あと一歩のところで消滅した。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月17日のニュース