阪神・大竹 育成出身者では史上初の12球団勝利の権利持って降板 古巣ソフトバンク相手に6回1失点好投

[ 2023年6月17日 16:16 ]

交流戦   阪神―ソフトバンク ( 2023年6月17日    甲子園 )

<神・ソ>阪神先発・大竹(撮影・岸 良祐) 
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 阪神の先発・大竹が古巣のソフトバンク相手に6回4安打1失点と好投。今季7勝目、そして12球団勝利達成の権利を持って降板した。

 かつての戦友がそろうソフトバンク打線相手にも、今季躍進を遂げた左腕の姿は不変だった。初回から3回まで完全投球。4回には2死二塁で4番・柳田を空振り三振に仕留めて雄叫びを上げた。5回に甲斐の適時打で1点こそ失うものの、6回も2死一、二塁で牧原大を遊ゴロに打ち取って力強く左手拳を握った。

 このまま阪神が勝てば、大竹は育成ドラフト出身者としては初、要した試合数(45)も勝利数(17)も最少での12球団勝利となる。

 大竹は「味方が点を取ってくれたのに勝ち越されてしまった前回登板を反省・整理してマウンドに上がりました。特にメンタルの部分である打たれる怖さをきちんと整理、受け入れてピンチを招いても最後まで向かっていく気持ちで投げることができました。古巣のチームメイトに公式戦で投げるという新鮮さが小学生の時の試合のような感覚で楽しかったです」とコメントした。

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