オリ舜平大が5回8安打3失点で6勝目の権利 プロ初打席初安打で初得点 石川との23歳差先発対決

[ 2023年6月17日 16:08 ]

交流戦   オリックス―ヤクルト ( 2023年6月17日    神宮 )

<ヤ・オ>2回、長岡を二ゴロに抑え手を叩く山下(撮影・西尾 大助)
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 オリックスの山下舜平大投手(20)が17日のヤクルト戦(神宮)に先発。5回を8安打3失点の粘投で6勝目の権利を得て降板した。

 23歳差の先発対決で注目された一戦。初回には155キロを記録するなど3者凡退と絶好の立ち上がり。2回には4番の村上と初対決を迎え、150キロ台の直球でファウルを2球打たせ、カウント2ボール2ストライクから155キロ直球で左飛に打ち取った。

 プロ初打席となった3回には、石川から左前打を放ち、この回一挙4得点につなげた。3回までに6点の援護。ここで気持ちにゆとりが生まれたのか、3回にヤクルト打線につかまった。1死一塁から山田に3球連続カーブを続けたが、3球目を左翼席へ2ランを打たれる。さらに2死一塁からサンタナに右翼へ二塁打されて3点目を失った。

 それでも4回以降は追加点を許さない。5回2死一、三塁では、サンタナを空振り三振に斬ってピンチを脱した。6回の打席で代打が送られて交代したが、5回、105球を投げ、リードを保ったまま救援陣へバトンを渡した。前回9日のDeNA戦では6回4失点(自責2)でプロ初黒星。四球が失点に絡んだが、この試合は無四球だった。

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