阪神・原口 お見事な和田撃ち「ここで何とか打ちたいと」 2軍でのフォーム修正の成果出た

[ 2023年6月17日 06:30 ]

交流戦   阪神4-1ソフトバンク ( 2023年6月16日    甲子園 )

<神・ソ>原口(左)、佐藤輝(右)に腕を掲げられて笑顔の島本(撮影・北條 貴史)
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 これが阪神・原口だ。準備力と集中力が何よりも重要な“代打稼業”でついに本領を発揮した。1―1の6回2死一塁。カウント2―2から和田の直球を捉え、中堅・柳町の頭を越える決勝二塁打とした。

 「数少ないチャンスの中で、ここで何とか打ちたいと。追い込まれていたんで必死に食らいついていく、その気持ちだけでした」

 4月2日のDeNA戦での左越え2ランこそあっても、適時打は今季初。代打安打も5月3日の中日戦以来だった。打率1割台前半だった同29日に登録を外れ、今月9日に再昇格するまで2軍で実戦調整。「どうしても打ちたくて、当てにいくフォームになっていたり。そういうフォームの見直しをする期間ができた。打撃コーチや監督といろいろと話す時間があった」と成果につなげた。

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