「春の東邦」から脱却へ 石川主将「夏の全国優勝目指します」愛知組み合わせ決まる

[ 2023年6月17日 18:38 ]

愛知大会の組み合わせ抽選会でくじを引く東邦・石川瑛貴主将(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)愛知大会の組み合わせが17日、決まった。

 今春選抜に出場した東邦は、成章―海陽中教校の勝者と16日に初戦を迎える。くじを引いた石川瑛貴主将(3年)は「(選抜よりも)夏の甲子園の方が観客は多いと思う。そこでプレーすることを目指してやっていきます」と決意を新たにした。

 今春の愛知大会は優勝。東海大会は準決勝で県岐阜商(岐阜)に3―4で敗れて4強に終わった。「東海大会では粘れずに負けてしまった。夏は勝ち切れるような戦いを目標にしてきました」と最後の夏へ最終調整の段階に入った。

 同校は選抜で5度の優勝を誇るも、夏の甲子園は17度出場して準優勝が最高成績。エースの宮國凌空を軸に、山北一颯、岡本昇磨(いずれも3年)ら選抜を経験した投手陣が充実しており、石川主将は「夏に全国優勝したことがないので、そこを目指して頑張りたい」と頂点を見据えた。

 ◇石川 瑛貴(いしかわ・てるき)2005年(平17)9月16日生まれ、愛知県半田市出身の17歳。小学1年秋にツースリー大府で野球を始めて捕手。中学は愛知知多ボーイズに所属。東邦では2年春に背番号19でベンチ入りし、2年秋から主将を務めて背番号3。中日・昂弥が4学年上の兄。50メートル走6秒6、遠投95メートル。1メートル82、84キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月17日のニュース