日本ハム 投手・鈴木のプロ初安打が呼んだ同点劇 一塁から激走で生還

[ 2023年6月15日 18:53 ]

交流戦   日本ハム―DeNA ( 2023年6月15日    横浜 )

<D・日>2回、プロ初安打を放つ鈴木(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 日本ハムが意外な形から試合を振り出しに戻した。

 先発の鈴木健矢投手(25)が2回2死一塁、DeNA先発・東の4球目、真ん中付近の直球を捉えると、打球は二塁手・牧のグラブをかすめて右前へ。プロ4打席目でうれしい初安打となった。鈴木は2日の巨人戦(東京D)でも3打席に立ち、プロ初打点をマークしている。

 2死から投手が広げた一、三塁の好機に野手陣も応えた。プロ入り2試合目の1番に入ったドラフト3位・加藤豪が中前に弾き返すと、中堅手・神里が打球を逸らした(記録は二塁打)。三走に加え、ボールが点々とする間に一塁から鈴木が激走し一気に生還した。初球をセーフティーバントで内野安打にした第1打席に続く快音。加藤豪は「この2試合でベイスターズ寄りになっている流れをこちらに持ってくることだけを考えていました」と振り返った。

 なお2死二塁のチャンスで、2番・松本剛が中堅へ適時二塁打。この回4安打で一気に追い付いた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年6月15日のニュース