“ミスター・ジューン”大谷翔平 6月は打率4割超、6本塁打、14打点 マルチ安打は7試合目

[ 2023年6月15日 12:41 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―6レンジャーズ ( 2023年6月14日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>4回、左前打を放つ大谷(投手・ヒーニー)(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が14日(日本時間15日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、9回の第5打席に2試合ぶりの本塁打となるリーグトップの21号2ランを放つなどし、4試合連続マルチ安打もマーク。4打数2安打2打点で、6月の成績は、52打数22安打で打率・423、6本塁打、14打点で、マルチ安打は7試合目。

 初回1死の第1打席は、四球を選んで、12日(同13日)のレンジャーズ戦の最終打席から7打席連続出塁。3回1死の第2打席は見逃し三振で、連続打席出塁は「7」でストップしたが、4回2死一塁の第3打席で左前打し、3日(同4日)のアストロズ戦から続く連続試合安打を今季自己最長の「11」に伸ばした。

 7回無死の第4打席は二ゴロだったが、5点を追う9回2死二塁の第5打席で、レ軍のクローザーのスミスから左中間に完ぺきな当たりの21号2ラン。飛距離は453フィート(約138・1メートル)、打球速度は116・1マイル(約186・8キロ)、打球角度は26度。12日(同13日)のレンジャーズ戦の19号同点ソロ、20号決勝2ラン以来2試合ぶりの本塁打で、ア・リーグの本塁打争いで2位のジャッジ(ヤンキース)に2本差とした。また、ジャッジが規定打席数を割ったため、OPS・987はリーグ1位に浮上。11日(同12日)のマリナーズ戦から続く連続試合マルチ安打は「4」に伸びた。

 通算の打撃成績は、68試合で264打数79安打、21本塁打、52打点、打率・299、10盗塁、投手成績は13試合で5勝2敗、防御率3・32となった。チームは3―6で敗れて、連勝は3でストップ。同地区首位のレ軍とのゲーム差は5・5に広がった。

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