ロッテ先発・種市は6回途中1失点で4勝目 背番号16の前任者・涌井との投げ合い「恩返しできた」

[ 2023年6月14日 22:44 ]

交流戦   ロッテ2―1中日 ( 2023年6月14日    バンテリンD )

<中・ロ>勝ち星を挙げ、マーくんとガッツポーズで喜ぶ種市(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

  ロッテ先発・種市が5月9日の西武戦以来、約1カ月ぶりの白星となる4勝目を挙げた。

 5回2/3を5安打1失点で9奪三振。「球数が多くなるのが僕の課題。6回を投げきれるように。ちゃんと反省します。すみません!」。規定投球回にも到達して防御率2・47はリーグ5位だ。

 右肘の手術明けとあって中10日でのマウンド。吉井監督は「夏になれば中6日が続く。そのための準備」とし、夏場の優勝争いを見据えてのリスク管理だった。

 投げ合った涌井はロッテの先輩で、自身の背番号16の前任者。17~19の3年間、一緒にプレーし、20年からは楽天に移籍した涌井に代わって背番号16を背負っている。

 「ロッテ時代は(涌井の)背中を見て練習してきた。恩返しができたんじゃないかな」。この日は打席にも立ち「めっちゃ速かった。(内野ゴロで)親指が痛いです」と笑った。

 チームはリーグ首位をキープ。本格的な夏場に向け、種市は「投げる試合は全部勝てるように」と力を込めた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月14日のニュース