中日・涌井 通算150敗目 古巣ロッテ相手に6回2失点「2点目を与えてしまったことが勝敗の分かれ目」

[ 2023年6月14日 22:27 ]

交流戦   中日1―2ロッテ ( 2023年6月14日    バンテリンD )

<中・ロ>険しい表情でベンチに戻る涌井(撮影・椎名 航)
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 中日・涌井が古巣相手に6回2失点でリーグワースト7敗目、通算150敗目を喫した。2回1死二塁で岡に中前適時打され先制点を献上。5回2死三塁で山口に右前適時打を浴びた。

 「2点目を与えてしまったことが勝敗の分かれ目だと思います。前回に続き、先制点を与えてチームにとって重い雰囲気を作ってしまいました。そこが反省です」

 敗戦の責任を背負い込む右腕は責められない。前回7日の西武戦(8回1失点)と合わせて、2試合計14イニングで3失点ながら、この間の援護点は3点だけ。2点を追う6回2死一、二塁で岡林の右前適時打で1点を返し、追いすがったが、反撃は及ばなかった。

 立浪監督は試合後、「先発が悪いわけではないですし」と右腕をかばった上で、「涌井の時の、先制点や援護点が少ないので」と打線の奮起を求めた。続けて、「いつもこういう風に会見を開いて、負けたポイントばかり浮き彫りになるが、そういうことを言っても始まらない。チームで打破していけるように。まだ残りあるので、やっていかないといけない」と前を向いた。

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