神宮花火!!　中村晃だ近藤だ今宮だ!!ソフトバンク打線3発で有原を強力援護

交流戦   ソフトバンク5―1ヤクルト （ 2023年6月13日    神宮 ）

＜ヤ・ソ＞初回、中村晃は先制ソロを放ちナインに迎えられる（撮影・村上　大輔）
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　初回無死、ソフトバンクの中村晃は冷静かつ無欲だった。「とにかくチャンスメークをと集中しました」。ヤクルト・小川の内角カットボールを引っ張った打球は、右翼席に飛び込む先制3号ソロ。つなぐよりも、いい結果になり「大事な一本になりました」と納得の表情を浮かべた。

　自身の初回先頭打者弾は18年5月12日の日本ハム戦（ヤフオクドーム）以来5年ぶり3度目。前回の打った相手はくしくもこの日、味方としてマウンドに立った有原だが、今回は援護弾になった。

　走者を出しても粘る右腕へ1―0の5回1死一塁、日本ハム時代の同僚だった近藤が9号2ラン。「緊迫した場面で有原さんがしのいでくれていた。追加点の最高の形になった」と振り返る。直近5試合4発で「どうやって打ったか、覚えていない」と自然に体が反応するほど好調だ。

　7回1死二塁での今宮の3号2ランがトドメとなった。今季チーム初の1試合3発で神宮の夜空に盛大な“花火”を打ち上げた。