「165キロをファウルした男」 広島・羽月が佐々木朗から2点適時打 「空振りだけはしないように」

[ 2023年6月11日 18:54 ]

交流戦   広島5-6ロッテ ( 2023年6月11日    ZOZOマリン )

<交流戦 ロ・広>5回、羽月は2点適時打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 広島・羽月が執念でロッテ・佐々木朗から適時打を放った。

 0―4の5回2死満塁。1ボールから2球目の159キロ直球がファウルで、3球目の161キロは空振り。これで追い込まれたが、ここから粘った。

 バットをひと握り以上短く持って、佐々木朗の異次元の直球に食らいつく。

 4球目はNPBでの日本人投手最速の165キロ。これもファウルした。最後は9球目の直球を逆方向の左前へ。

 2点タイムリー。一塁ベース上で両手を突き上げた羽月は「空振りだけしないようにイメージしていた。何とか食らい付いていけた」と振り返った。

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2023年6月11日のニュース