ビバ!オスナ あぁオスナ… ツバメ党は歓喜、鷹党はガックリ 同姓助っ人明暗

[ 2023年6月11日 17:31 ]

交流戦   ヤクルト3―2西武 ( 2023年6月11日    ベルーナD )

(左から)ソフトバンク・オスナとヤクルト・オスナ
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 ヤクルトはホセ・オスナ内野手(30)が2回、西武先発・平良から決勝の適時2点打を放ち、チームを連勝に導いた。

 2死二、三塁の場面で、2球目の高めに入った直球にうまく合わせて逆方向へ。前日10日から来日初めて座る8番で迎えた好機で結果を残した。平良には7回で12三振を奪われただけに、貴重な一打となった。

 同日、ペイペイDではソフトバンクのロベルト・オスナ投手(28)が5月27日以来の登板を果たすも、巨人・丸に8号ソロを許し、今季18試合目で初の失点を喫した。絶対的守護神が点差を2点に広げられると、チームの反撃ムードも消沈。巨人に連敗となった。

 2人の「オスナ」にファンの明暗も分かれた。ネット上のツバメ党が「オスナありがとう!」と喜ぶ一方で、鷹党からは「オスナの防御率0神話まで崩れた…」と悲哀の声。「(ヤクルトの)オスナによく打たれているから(ソフトバンクの)オスナから打ったのは気持ちいいわ」と、「オスナ」相手に溜飲を下げたG党の姿もあった。ヤクルト・オスナは今季巨人戦34打数13安打で、リーグ戦のカード別最高の打率.382、同最多の4本塁打をマークしている。

 ヤクルトのホセはベネズエラ、ソフトバンクのロベルトはメキシコと、ともにスペイン語圏の出身で、姓のつづりは同じ「OSUNA」である。2人に似た名前の選手として、ソフトバンクにホセ・オスーナ外野手(16)が在籍。姓のつづりは「OZUNA」となっている。

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2023年6月11日のニュース