阪神・湯浅 リベンジの8セーブ目「2回やられている中で…」感謝の奮投

[ 2023年6月11日 17:29 ]

交流戦   阪神1―0日本ハム ( 2023年6月11日    エスコンフィールド )

<日・神>9回に登板して最後を締めた湯浅(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 1点リードの9回に2死一、三塁の大ピンチを背負うも、何とかしのいで今季8セーブ目を挙げた阪神・湯浅は「やっぱり四球出してしまいましたし、ボールもこの前よりはいいボールも多かったと思いますけど、それでもゼロで帰ってこれたのは一つ自分の中でもきっかけになると思う」と振り返った。

 前回登板の8日楽天戦では1点リードの9回に登板も、2四球を与えて最後は小深田に逆転サヨナラ3ランを被弾。3日のロッテ戦でも3失点してセーブ失敗した右腕に、岡田監督は試合後「今はしんどいやろ」と配置転換を示唆していた。だが、指揮官はこの日も抑えとして起用。湯浅はマウンドに上がる前の心境を「ここ最近2回やられている中で、また(9回を)いかしてもらえることに本当に感謝しながら。絶対ゼロで抑えて試合を締めようと強い気持ちでマウンドに上がりました」と話した。

 9、10日の試合前練習では「バランスとか、全体的に色々ズレている部分があったので、そこを一から」と、連日のブルペン投球で調整。この日の投球を再浮上のきっかけとすべく「徐々にですけど、感覚いいボールとかも増えてきている。しっかりこのまま状態落とさずに、さらに上げていけるように」と誓った。

続きを表示

2023年6月11日のニュース