巨人・菅野 今季初登板初勝利に笑顔「少し報われたような気がします」 離脱中は「すごく辛い時間でした」

[ 2023年6月11日 17:09 ]

交流戦   巨人4―2ソフトバンク ( 2023年6月11日    ペイペイD )

<ソ・巨>6回、ピンチをしのいだ高梨に向かって笑顔を見せる菅野(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 巨人の菅野智之投手(33)が今季初登板初先発で5回2失点と力投。右肘の違和感で出遅れていた“エース”が満を持しての復帰マウンドで今季初勝利を飾り「すごく辛い時間でしたけど、今日少し報われたような気がする」と笑顔を見せた。

 菅野は球団最多となる9度目の開幕投手に向け期待されていたが、3月18日の日本ハムとのオープン戦で右肘の張りを訴え1回21球で降板。しばらく1軍に帯同していたが開幕戦には間に合わず、2軍で再調整することに。

 そこからじっくりと調整を続け満を持しての復帰マウンドで“白星発進”を飾り「この離脱してる期間はほぼ毎試合見てました。すごく辛い時間でしたけど、今日少し報われたような気がします」と感慨深げな表情で振り返った。

 今季初先発は5回93球、被安打4、奪三振4、与四死球4の2失点という内容に終わり「あんまりいい内容ではなかったですけど、野手や救援陣に感謝して次回はもっと結果で示していけるように頑張ります」とコメント。「まだまだ5回投げて満足してるようじゃいけないので、毎試合7、8回投げれるようなコンディションに持っていって、チームに貢献したいです」と意気込んだ。

 これでチームは再び貯金生活に突入。交流戦もトップタイの7勝目となり「まずは交流戦に優勝して、いい形で後半戦に臨めるように(これからは)自分が先頭を切って頑張っていきたいなと思ってます」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2023年6月11日のニュース