アスレチックス藤浪 3勝目!同点の9回登板、160キロ超連発で無失点、直後の延長10回勝ち越し

[ 2023年6月11日 08:11 ]

インターリーグ   アスレチックス2ー1ブルワーズ ( 2023年6月10日    ミルウォーキー )

アスレチックス・藤浪(AP)
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 アスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が10日(日本時間11日)、敵地ミルウォーキーでのブルワーズ戦で同点の9回に救援登板、1回を無失点に抑えて3勝目を挙げた。チームは延長10回の末、2―1で勝ち今季初の4連勝。

 藤浪は1―1の9回に4番手として登板。先頭のウリアスを100マイル(約160・9キロ)の直球で二飛に打ち取り、続くアンダーソンに四球を与えたが、ウィーマーを2ボール2ストライクから高めの101マイル(約162・5キロ)の直球で空振り三振、カラティニを三飛に仕留めてマウンドを降りた。

 試合は延長戦に突入し、ア軍は10回にディアスの適時打で勝ち越し。最後は藤浪に代わって登板したロングが無失点に抑えた。

 藤浪は、前回登板の5日(同6日)のパイレーツ戦では、2点リードの6回1死満塁で4番手として登板。2連続押し出し四球と犠飛で3点を献上して逆転を許し、続く7回は1安打されたものの無失点。1回2/3で1安打無失点、2四球、1奪三振で勝敗はつかず、この日は中4日のマウンドだった。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕から先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開でデビューから4連敗。その後に救援に配置転換された。これで通算成績は20試合(33回2/3)で3勝6敗1ホールド、防御率11・23。奪三振34で与四死球31、暴投3となった。

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