阪神・桐敷 2勝目の権利まであと1アウトも…5回に4失点降板 阪神先発陣は26戦ぶり5回を消化できず

[ 2023年6月5日 19:52 ]

交流戦   阪神―ロッテ ( 2023年6月5日    甲子園 )

<神・ロ>阪神先発・桐敷(撮影・平嶋 理子)
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 2勝目を目指した阪神・桐敷だったが、あと1アウトが遠かった。3点リードの5回に一挙4失点。唇をかみしめながらマウンドを降りた。

 初回から最速150キロを計測するなど飛ばした。2回は味方の失策と2四球で無死満塁を迎えたが、茶谷を二直に打ち取り、田村を6―4―3の併殺打に仕留めて無失点で切り抜けた。3回まで無安打投球を続けるなど4回まで無失点にしのいだが、3点リードの5回に岡の適時打、ポランコへの押し出し四球で1点差に迫られると、なおも2死満塁で山口を詰まらせながらも、高々と打ち上がった打球は無情にも右前に弾み、2者が生還。逆転を許したところで2番手・島本への交代を告げられた。

 今季初登板初先発だった5月26日巨人戦で7回1失点と好投し、2年目でプロ初勝利。この日は中学時代に在籍した行田リトルシニアの3学年先輩・小島との投げ合いだったが、無念の降板となった。なお阪神は先発陣が25試合連続で5イニングを消化していたが、この日で途切れることになった。

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2023年6月5日のニュース