【千賀滉大と一問一答】メジャー最短2回2/3降板「対策はされているなという印象はありました」

[ 2023年6月5日 06:53 ]

インターリーグ   メッツ4ー6ブルージェイズ ( 2023年6月4日    ニューヨーク )

メッツ先発の千賀(AP)
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 メッツの千賀滉大投手(30)が4日(日本時間5日)のブルージェイズ戦に先発。菊池雄星投手(31)との投げ合いとなったが、メジャー最短の2回2/3を4安打4失点(自責点3)で降板し、6勝目はならなかった。

 菊池は5回2失点で自身メジャー最多タイの7勝目の権利を手にしてマウンドをリリーフ陣に託したが、直後に同点とされて権利は消滅。2019年8月27日に当時、マリナーズだった菊池とヤンキース・田中が対戦して以来、4年ぶり17度目となる日本人投手の先発対決となったが、両者とも白星を得ることなく終わった。

 メジャーで初めて中4日で上がる先発マウンド。初回は無失点に抑えたものの、2回は1死一、三塁から7番・メリーフィールドには低め95・3マイル(約153・3キロ)直球を右中間に運ばれる2点適時二塁打を許し、菊池より先に点を失った。

 3回には1死からゲレロに左越えソロを許すなど2失点。3-0の2死二塁から連続四球を出した時点で交代を告げられた。与えた四球は5個と制球力を欠いた。メッツは6-4で敗れてブルージェイズに3連敗。千賀の防御率は3・75になった。試合後、千賀との一問一答は以下の通り。

 ――中4日での登板は今日の結果に影響したか。

 「中4というところに対して、身体の状態だったりというのは別に悪くなかったです。それが大きな要因になったかと言われれば、そうじゃないんじゃかなと自分では思っています」

 ――それでは何が影響したのか。

 「全体的に今日は変化球が見送られる場面がすごい多かったので、対策はされているなという印象はありました。そこで自分のやるべきことってとこがもっとたくさんあったと思うんですけど、それがうまくマウンドで表現できなかったかなと思います」

 ――打者がしっかり見送ったのか、コントロールの面なのか。

 「どちらもあると思います。それで甘く入った球をしっかり捉えられて外野に飛ばされたので、本当に甘くなったら打たれるっていうのがこのリーグでは当たり前のことだなって改めて思いました。しっかり放る準備っていうのを常にしなくちゃいけないなと思います」

 ――中4日の登板が決まるまでいろいろ話したのか。難しい決断だったか。

 「いろいろな話がありましたが、このリーグは中4日がレギュラーだと言われていて、僕はそこで投げるために来たと思っているので、そんなに難しい決断ではなかったです」

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