【学童野球・千葉】磯辺シャークス　10年ぶり全国にあと1つ

決勝進出を決め喜びを爆発させる磯辺シャークスナイン
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　8月に開催される高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント（スポニチ主催）の出場権を懸けた千葉県大会準決勝が4日、千葉市の中田スポーツセンター野球場で行われた。磯辺シャークスは大和田タイガースに9―8で勝利。10年ぶりの“小学生の甲子園”出場に王手をかけた。

　壮絶な打撃戦だった。5―8で迎えた3回だ。1死満塁から大会初出場の人見奏多（5年）が2点適時二塁打。続く横山輔主将（6年）の右犠飛で同点に追いつく。再び満塁とすると相手の暴投で勝ち越しに成功した。3イニングで両チームともに9安打ずつ。3回が終わった時点で試合時間が90分を超え規定により試合終了となった。

　劇的な勝利に横山主将は「相手投手が速い球を投げるので速球対策をしてきた。練習はうそをつかないと思った」と喜びを爆発。小池貴昭監督は「予想外の試合展開になったが、みんなよく打ってくれた。どこにも負けない練習をしてきた。（決勝に向けて）しっかり準備して勝ちたい」とチーム2度目の全国大会出場に照準を定めていた。