朗希投げる一戦で「南ちゃん」が登場　甲子園の空気触れ「マネジャーとしての南ちゃんの気持ち味わえた」

交流戦   阪神―ロッテ （ 2023年6月4日    甲子園 ）

＜神・ロ＞ファーストピッチセレモニーに登場した日高のり子（左）と高木渉（撮影・大森　寛明）
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　あの「南ちゃん」が、甲子園に来た。アニメ「タッチ」で浅倉南役の声優を務め、タッチと同じ原作・あだち充氏のアニメ・MIXではナレーションを務める日高のり子（61）が4日の「MIXコラボデー」で、ファーストピッチを務めた立花英介役を演じる声優・高木渉（56）を、マウンド脇から見守った。

　日高が甲子園の土を踏んだのは初めて。聖地に立ち「（甲子園の）中に入れたことが、マネジャーとしての南ちゃんの気持ちを味わえたような気がしている」と振り返り、甲子園の空気に間近で触れたことに感動しきりだった。　

　その後はタイガースナインの選手紹介も経験。甲子園に詰めかけた大観衆の前で、「浅倉南」の声に乗り、選手が軽やかにグラウンドへと駆けていった。

　ファーストピッチを務め、見事ストライク投球を見せた高木は「作中の英介は12番で、1番を背負えなかった。そんな英介に成り代わって100点の投球ができて幸せ」と笑顔で振り返った。