巨人・岡本和真「凄く楽しみ」だった元同僚メルセデス&沢村撃ち 2発含む3安打3打点

[ 2023年5月31日 21:15 ]

交流戦   巨人7―4ロッテ ( 2023年5月31日    ZOZOマリン )

<ロ・巨2>2回、先頭の岡本が10号同点ソロ(撮影・長久保 豊)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(26)が交流戦2戦目となった31日のロッテ戦(ZOZOマリン)で同点の10号ソロ、勝ち越し&決勝の11号2ランと今季初の1試合2本塁打。ともに元同僚から放った一発で、チームに今年の交流戦初勝利をもたらした。

 「4番・一塁」に入って先発出場。0―1で迎えた2回、昨季までチームメートだった相手先発左腕・メルセデスのスライダーを捉えると、打球は大きな放物線を描いて左中間のラッキーゾーンへ飛び込む同点ソロ。そして、4―4で迎えた8回には2020年9月まで巨人に在籍していた相手4番手右腕・沢村の152キロ直球を捉えて今度は弾丸ライナーで左翼スタンドへ決勝2ランを叩き込んだ。

 第1打席の10号ソロで高卒4年目だった2018年から6年連続となる2桁本塁打を達成。5回には左前打を放っており、2発目の11号2ランでチーム最多となる今季5度目の猛打賞も達成した。

 試合後、敵地でのヒーローインタビューに臨んだ岡本和。まずは1本目について「先頭バッターで何とか出塁したかったんで。ホームランになって良かったなと思います」と振り返ると、2本目については「戸郷も頑張ってましたし、いつも助けてもらっているんで。きょうは助けられたんじゃないかな…と思います」とうれしそうに口にした。

 1本目がメルセデス、2本目が沢村と、ともにかつての同僚から。「本当に対戦するのも凄く楽しみにしてましたし、打てて良かったなと思います」と笑顔を見せた主砲。チームの連敗も4で止め、あす以降の戦いについてファンへ向け「あした勝って勝ち越せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と話していた。

 【岡本和真の今季本塁打】
4月12日 阪神戦(東京D) 石井から左中間へ1号ソロ
4月23日 ヤクルト戦(神宮) 吉村からバックスクリーン右へ2号ソロ
5月3日 ヤクルト戦(東京D) 高梨から左翼へ3号3ラン
5月4日 ヤクルト戦(東京D) ピーターズからバックスクリーン左へ4号ソロ
5月9日 DeNA戦(新潟) バウアーから左中間へ5号ソロ
5月16日 ヤクルト戦(静岡) 吉村から左翼へ6号ソロ
5月21日 中日戦(東京D) 清水からバックスクリーン右翼へ7号2ラン
5月23日 DeNA戦(東京D) 坂本から左翼へ8号ソロ
5月24日 DeNA戦(東京D) 石田から左翼へ9号ソロ
5月31日 ロッテ戦(ZOZOマリン) メルセデスから左中間へ10号ソロ、沢村から左翼へ11号2ラン

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