巨人が“空中戦”制して交流戦初白星 岡本和が元同僚・沢村から決勝2ラン含む2発 中田翔も

[ 2023年5月31日 21:00 ]

交流戦   巨人7―4ロッテ ( 2023年5月31日    ZOZOマリン )

<ロ・巨2>2回、先頭の岡本が10号同点ソロ(撮影・長久保 豊)
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 セ・リーグ4位の巨人がパ・リーグ首位ロッテとの“空中戦”に打ち勝ち、連敗を4でストップ。今季交流戦2戦目で初白星を挙げた。24勝25敗で借金1だが、これで5月は13勝11敗と月間勝ち越しを決めている。

 4―4で迎えた8回、この回から登板した相手4番手右腕・沢村から先頭の秋広が安打を放つと、続く岡本和がこの試合2発目となる11号2ランを放って勝ち越し。さらに中田翔も2者連続弾となる8号ソロで続いてリードを3点に広げた。2020年9月まで巨人に在籍した沢村とは前日30日が移籍後初対戦。巨人打線は1回を無安打2三振に抑えられたが、一夜でやり返した。

 投げては先発したエース右腕・戸郷が3本塁打を浴びながらも8回を4点に抑えて両リーグトップタイとなる6勝目(1敗)。最後は守護神・大勢が今季10セーブ目で締めくくった。

 巨人は0―1で迎えた2回に主砲・岡本和の10号ソロで追いつき、4回にはドラフト4位ルーキー門脇の2点適時打で3―1と勝ち越し。5回には坂本が7号ソロを放って史上初となる遊撃2000試合出場に自ら花を添えて4―1とリードを奪った。

 戸郷は6回、昨季まで同僚だったポランコに6号ソロを浴びると、安田にも5号2ランを被弾して4―4の同点となったが、主力打者の一発攻勢で両軍合わせて7本塁打が飛び交った一戦にケリをつけた。

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