メッツ・千賀5勝目7回1安打無失点9K 自身メジャー最長イニング「インコースにいい制球ができた」 

[ 2023年5月31日 11:47 ]

<メッツ・フィリーズ>メッツ先発の千賀滉大(AP)
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 メッツの千賀滉大投手(30)が30日(日本時間31日)、ホームでのカブス戦に先発登板し、7回1安打無失点四球9三振の快投で5勝目(3敗)を挙げた。最速98マイル(約157・7キロ)の速球とフォークが冴え渡った千賀は、被安打は3回にクレメンスに許した左前打のみというほぼ完璧なピッチング。メジャーでは初めて7回を投げ、最後は14人の打者を連続で凡退させてマウンドを降りた。

 チームは2-0で勝ち、連敗を2でストップ。5日(同6日)のロッキーズ戦以来の勝ち星を挙げた千賀の防御率は3.44となった。

▽試合後の千賀との一問一答は以下の通り。

 ――今日の登板のカギは?
 「質の良い真っ直ぐを放れましたし、ストライクをたくさん先行することができたことがよかったんじゃないかなと思います」
 
――フォークで空振りをたくさん取れたのは、速球でストライクが取れたからか。
 「もちろんそれもありますし、やっぱりインコースにいい制球ができたので、そこが一番大きくて、フォークが生きてきたんじゃないかなと思います」

 ――4回、カステラノスの本塁打性の打球を好捕したニモのファインプレーは。
 「本当にグレートでした。今年に関しては彼の守備で僕だけじゃなくいろんな人が救われていると思うので、改めて感謝したいなと思います」

 ――本拠地の方がいい成績を残している理由は。
 「長い移動というところに対して、自分がもう少しやらなくちゃいけないところがあるのかなと思っている部分と、あとはここに熱いファンがたくさん来てくれているので、その前でやられたくないなという気持ちが強いのもあるのかなと思います」

 ――入団会見時、対戦が楽しみと話していたフィリーズ打線との初対決だった。
 「楽しみにしていましたし、気合が入っていたのは事実です。これからああいうピッチングを常にできるように、いい調整をして、フィリーズだけじゃなく、他の相手でもそういうピッチングをしたいなと思います」

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2023年5月31日のニュース