巨人・原監督 坂本記録に「振り返る時期ではない」 5番・大城卓には手応え?「居心地がいいのかな」

[ 2023年5月11日 22:29 ]

セ・リーグ   巨人4―1DeNA ( 2023年5月11日    横浜 )

<D・巨>2回、ベンチの原監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の原辰徳監督(64)は首位DeNAとの変則2連戦で合計28安打を放った打線にご満悦だった。

 2回にブリンソンの左前適時打で先制すると、3回には岡本和の中犠飛で1点追加。4回には2死走者なしからブリンソン、山崎伊の連続長短打で一、三塁とすると、3連打目となる吉川の中前適時打で3点リードを奪った。

 3―0で迎えた5回にはウォーカーの左前適時打でもう1点加え、1点ずつながら着実に加点。DeNAを相手に前回対戦から3連勝を飾り、借金を3に減らした。9日のカード初戦(新潟)では今季最多の16安打を放ち、バウアーから7点を奪って9―2で快勝。移動日を挟んだこの日は雨天のため開始が30分遅れたが、投打がかみ合っての勝利となった。

 打線について「2アウトからとかも含めて粘っこくね。まあまあ、いい攻撃ができたと思いますね」と話した原監督。3番に入った坂本は3回、5回と相手先発左腕・東から2打席連続二塁打を放ち、王貞治の持っていた球団最多記録を一気に抜いて球団単独トップに躍り出る通算423二塁打をマークしたが「一昨日打っていなかったからね、今日はまたいい感じで気合も入っていたし、良かったですね」としたうえで「まだまだ振り返る時期ではないよなと勇人とはいつも話はしています。いつでも振り返ることができる。まだ振り返るのではなくてね、まだ途上だと、道半ばという気持ちで頑張ろうなという話はいつもしています」とコメント。

 また、5番に入った9日のDeNA戦(新潟)で5号2ランを放つなど4安打2打点と活躍した大城卓はこの日も2試合連続で5番に入り、2回の第1打席できっちり右前打。「居心地がいいのかな」と“5番・大城卓”に笑顔を見せていた。

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