近江が決勝進出 西武・山田から主将継承の横田が2安打1打点「山田さんはプレーでチームを…」

[ 2023年5月6日 18:56 ]

高校野球滋賀県春季大会準決勝   近江5―1甲西 ( 2023年5月6日    マイネット皇子山 )

<近江―甲西> 同点の適時打を放った近江・横田
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 近江が5―1で甲西を下して決勝に進出した。

 打線を鼓舞したのは、昨年ドラフト5位で西武に入団した山田陽翔から主将を引き継いだ横田悟(3年)だ。

 「秋から右翼方向へ打球が伸びるようになりました。今は力に頼らず、リラックスして打席に立てています」

 「7番・遊撃」で先発出場。0―1の2回1死一塁でカウント1―1からの外角スライダーを振り抜き、右中間へ同点三塁打を決めた。5―1の8回1死一塁では左前へ。2安打1打点と躍動した。

 前主将の山田は、昨年の選抜準優勝、夏の甲子園4強と快進撃を支えた。新チームは今春選抜の出場を逃しており、横田は「調子のむらをなくして、いつでも高いレベルでプレーできるチームにしたい」と課題を挙げる。

 「山田さんはプレーでチームを引っ張る方だった。自分もプレーでチームの士気を高められる主将になりたい」。偉大な主将の背中に少しでも近づくべく、まずは春の県大会制覇を目指す。 

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2023年5月6日のニュース