巨人・原監督「ミスが凄くクローズアップされる打線はダメな打線」とおかんむり 梶谷にも猛省促す

[ 2023年5月6日 17:15 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年5月6日    バンテリンD )

<中・巨>7回、厳しい表情の原監督 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人は勝てば1カ月ぶり3位浮上の可能性があった試合で打線が6安打1点と奮わず、敵地で最下位・中日に逆転負け。中日戦2カード連続負け越しが決定し、借金4となった。

 新助っ人左腕グリフィンが7回6安打1失点と好投するも、打線は4回にウォーカーの二ゴロが併殺崩れとなる間に挙げた1点だけ。前日まで続いていた8戦連続2桁被安打は止まったが、同じく5戦連続2桁安打もストップ。これで9試合連続で先発投手に白星が付かない結果となった。

 原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――グリフィンの投球は。

 「良かったと思いますね。メリハリが効いたね」

 ――8回。今日は三上だった。

 「そうですね。あの、いいと思いますよ」

 ――中山はバント失敗。

 「バント失敗ももちろん、きのうもそういうのあったけどね。もうちょっとみんなで打線なんだから、ミスは出るんだからカバーし合わないとね。ミスが凄くクローズアップされる打線はダメな打線なわけだから。ミスが出る、しかし打線9人で、いかにカバーし合うかつなげられるか、その部分がなかなかできていないというのが現状でしょう」

 ――ブリンソンは。

 「最善の策ということですね、総合的に最善策。(明日以降は)それは分からない、明日は」

 ――梶谷の状態がいい。

 「そうですね。ただあそこの場面はチャージだからね。チャージさせても少々後ろにいかれる打球に対しても我々は目をつぶるというね。ですからそこはあえて梶谷は経験値のあるね、素晴らしい選手だからあえて言わせてもらうならば、あそこで回られるような守備位置ではいけないと。若い人たちもたくさん見ているのでね。その部分を言っておかないと。先輩たちが、あ、こんなんでいいのかなと思われると、チームにとって良くない。今日あえてそこの部分は言わせてもらったということですね」

続きを表示

2023年5月6日のニュース