大谷翔平 守備でとっさの好判断、ピンチの芽摘む 投前への打球、あえてグラブ引っ込め…

[ 2023年4月22日 11:17 ]

ア・リーグ   エンゼルスーロイヤルズ ( 2023年4月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>力投する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が21日(日本時間22日午前10時38分開始)、本拠地ロイヤルズ戦で「2番・投手兼DH」でスタメン出場。守備で好判断を見せた。

 初回は12球で、3者連続で空振り三振と絶好の立ち上がり。2回も三者凡退に抑えた。3回、先頭・オリバレスに左前打を許した直後。続く8番・ロペスが投前へゴロを打った。大谷は目前に来た打球を捕球しようとジャンプしかけたが、とっさにグラブを下げ、遊撃・ネトが捕球。そのまま二塁を踏んで即座に一塁へ送球し、間一髪で併殺を奪った。俊足のロペスを警戒した好判断でピンチの芽を摘み取った。

 大谷は17日のレッドソックス戦は雨天中断の影響で2回限りで降板したため、メジャー初の「中3日」登板。今季開幕から全4試合でマスクをかぶったローガン・オハピー捕手(23)が試合前に左肩痛のため負傷者リスト(IL)入り。過去昨年5月に1度だけバッテリーを組んだことがあるチャド・ウォーラク捕手(31)が今季初昇格し、先発マスクをかぶった。

 今季の投球成績はここまで4試合2勝0敗。21回を投げ、6安打2失点、防御率0・86。

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