江川卓氏 引退決意した1球の後に語った「真相は十年先、二十年先にならなきゃ」の意味とは

[ 2023年4月17日 21:21 ]

江川卓氏
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 江川卓氏(67)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。過去の有名な「江川語録」を検証した。

 「その理由は言えない。秘密が多いのは僕の特徴だし、真相は十年先、二十年先にならなきゃ話せない」

 1987年9月20日の広島戦で、小早川毅彦に本塁打を浴びた江川氏は試合後に涙を流した。

 翌日、新聞社の担当記者との昼食会で涙の理由を聞かれ、答えたときの発言だ。

 江川氏は当時を振り返り、「引退を決意した1球だから」と当然の理由を明かした。

 なぜ担当記者に引退決意がバレなかったかについて「その年13勝5敗でリーグ2位、3位。そんなピッチャーが辞めるわけない。来年(1988年)には東京ドームもできるし、辞めるわけないと思うでしょう。それがこっちの思うつぼよ」と笑って見せた。

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