ロッテ吉井新監督、初陣飾れず…3ラン被弾の小島に注文「もっと大胆に」

[ 2023年3月31日 22:57 ]

パ・リーグ   ロッテ0―4ソフトバンク ( 2023年3月31日    ペイペイD )

<ソ・ロ>8回、選手交代を告げるためベンチを出る吉井監督(撮影・岡田 丈靖)
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 侍ジャパンの投手コーチとしてWBC優勝に貢献したロッテ・吉井新監督は初陣を白星で飾れなかった。開幕投手に指名したプロ5年目の左腕・小島は5回まで無失点と踏ん張ったが、6回無死一、二塁から栗原に右越え3ランを被弾。打線はソフトバンクの先発・大関の前に5回まで1人も走者を出せず、7、8回の好機にも得点を挙げることができなかった。

 開幕戦で零敗。指揮官は心境を問われると「負けて悔しいですよ」。小島に関しては「まあ頑張ってましたね。3順目、どうしようかと思ったけど、0―0だったので開幕投手の責任を持たせて投げさせたんですけど、こちら側の判断ミスだったかなと思います」と振り返った。

 小島は昨季防御率3・14ながら3勝11敗と大きく負け越し。この日も打線の援護に恵まれない中で粘りの投球を見せたが、6回に近藤に右前打を許した後、柳田に四球を与えてピンチを広げて被弾。指揮官は「まだバッターと思い切って勝負できていないところがあった。もっと大胆にいってもいい。彼は去年も一昨年もああいうピッチングでどこかで打たれて負けていたので、あまり変わっていない。もっともっと積極的に攻めて行っていいかなと思います」と左腕に注文を付けた。

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