ソフトバンクが快勝発進 投打に圧倒でV逸した昨季最終戦の悪夢を払しょく 大関「凄い気持ちいい」

[ 2023年3月31日 21:35 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―0ロッテ ( 2023年3月31日    ペイペイD )

<ソ・ロ1>6回無死一、二塁、右中間越え本塁打を放った栗原(左)を出迎える柳田(中)と近藤(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクの大関友久投手(25)がロッテ打線を6回1死までパーフェクトに抑える快投。7回2安打無失点で開幕戦の勝利投手になった。

 大関は「凄い気持ちいい。投げるときワクワクできた。チームが勝ったので100点です。声援でアドレナリンが出た」とお立ち台で笑顔を見せた。

 チームの育成出身としては18、19年の千賀、21年の石川に続き3人目の開幕投手を務め、7三振を奪う圧巻の内容で藤本監督の期待に応えた。

 打線は栗原陵矢外野手(26)が6回無死一、二塁で先制の1号3ラン。小島の内角スライダーを左翼席に運んだ。

 左足の前十字靭帯断裂から復活の栗原は「皆さんの応援が支えになった。1周していいる間、幸せだった。たくさんの人にお世話になって迷惑もかけた。今年恩返ししたい」と言葉に決意をにじませた

 7回には甲斐の左越え二塁打と牧原大の左線二塁打で1点を追加。WBCの日本代表コンビでダメ押しに成功した。

 昨季最終戦、ソフトバンクは優勝マジック1で迎えたロッテ戦で屈辱の逆転負けを喫し、2位に終わった。その悪夢を開幕戦で払拭した。

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