【センバツ】広陵・中井監督「タイブレーク覚悟」も9回の集中打に落胆 真鍋には「課題が見つかった」

[ 2023年3月31日 14:47 ]

第95回選抜高校野球大会準決勝   広陵1-6山梨学院 ( 2023年3月31日    甲子園 )

<第95回選抜高校野球大会 第11日 広陵・山梨学院> 準決勝敗退となった真鍋(左から2人目)ら広陵ナイン (撮影・須田 麻祐子)
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 広陵は山梨学院に競り負け、03年以来、20年ぶりの春決勝を逃した。

 初回1死一、三塁から小林隼翔(3年)の右犠飛で先制。だが、2回以降、毎回安打を放って走者を出したもののあと1本が出ず、無得点。1-1で9回を迎え、エース・高尾響(2年)が1死二塁から相手4番・高橋に中前適時打を浴びて勝ち越しを許すと、佐仲、進藤にも連続適時打を浴び、降板。後を継いだ倉重聡(3年)も山梨学院の勢いを止めることができず、この回だけで5点を失った。

 9回も2死から田上夏衣(3年)が中前打を放って、出塁したものの後続が倒れ、ゲームセット。10安打を放ちながら、相手エース・林から1点しか奪えなかった。

 試合後、中井哲之監督は「タイブレークも覚悟ぐらいの気持ちでやっていましたが、ビッグイニングをつくってしまったところが全て」と落胆。無安打に終わった高校通算51本塁打の“広陵のボンズ”こと真鍋については「真鍋は徹底的にインコースを攻められたんですかね。タイミングが合っていなかった。また、課題が見つかって、徹底的に頑張ってくれることを期待します」と夏への成長を願った。

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