能見篤史氏の一押し! 阪神の期待は“ナジャ”投手「僕が持ってない感覚を持っている」

[ 2023年3月27日 22:27 ]

能見篤史氏
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 元阪神、オリックスで通算104勝を挙げた能見篤史氏(43)が、27日に放送されたMBSの情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。31日に開幕するプロ野球に向けて、阪神の注目選手を挙げた。

 阪神では16年間プレー。ほとんどの選手を見てきた能見氏が注目したのが秋山拓巳投手だった。今季14年目を迎える右腕は、チームで先輩に「ナジャ」と呼ばれているほど激似だとか。スタジオにいたナジャ・グランディーバも「秋山さんは、私とすっぴんが似ている。本当に似ているんです」と証言するほど、やはり似ているようだ。

 そんな秋山について「先発として試合をつくる能力」を武器に挙げた能見氏は「秋山投手はコントロールが抜群に良い。僕が持ってない感覚を持っている投手」として、あるエピソードを披露。「投げる前に足を上げて、そのときに、そこに行くと分かるぐらいコントロールに自信を持っている。状態が悪くてもコントロールが良いので、何とか修正ができる。試合を壊さないというか、大量失点にならない能力を持っている」と、プロでもうなる能力の持ち主だと表現した。

 20年に11勝、21年に10勝を挙げるなど活躍したが、昨年は右ひざのけがもあり1勝どまり。能見氏は「昨年、投げていない分、今年にかける意気込みはだいぶ強い」と期待する。ナジャは、秋山が24日に結婚を発表したことを挙げ「新婚さんじゃないですか。幸せいっぱいすぎて、練習に身が入らないとかはないんですか?」と尋ねると、能見氏は「多分、逆やと思います。守るべきものができるというところも一つ大きい」と断言。自身の経験談としても「一人ではないので、自分が良くない分、家庭にも迷惑が掛かるというところはモチベーションの一つになる」と結婚がプラスに働くと話していた。

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