元中日の豪州監督　「尋ねてきてくれた」感激した元同僚とは　「お互い、いい加減な英語と壊れた日本語で」

＜オーストラリア練習＞練習を見守るニルソン監督（撮影・会津　智海）
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に午後7時から準々決勝・キューバ戦を前に、オーストラリア代表が試合前会見に臨んだ。

　中日でプレー経験のあるデーブ・ニルソン監督は、来日中の様子として「私はソーシャルメッセージをやらないのでどちらかというとメッセージはない。目の前で選手がプレーすることによる結びつき、そして福留選手が尋ねてきてくれて交流したのはいい瞬間でした。長く交流をしていなかった人とリコネクトできる野球の素晴らしさを体感した」と、福留孝介氏と対面したことを明かした。

　「コウスケのいい加減な英語と私の壊れた日本語でお互いを称えあった。互いに長く現役を続けたので引退おめでとうと。お互いがお互いをどう尊敬しあっているかを伝えたよ」と苦笑しながら、再会を喜んだ。

　負けたら終わり、一発勝負の準々決勝に「興奮していますね。この日を待ち望んでいた。チームは野球にハングリーな選手が揃っている。あとは試合が始まったら選手たちを信じてリラックスするのみ」と意気込んだ。